| 昔、修行僧が山ごもりをするとき、絶対に忘れてはならないのがそば粉だったと言われている。 |
| 煮炊きをしなくとも水に溶いただけで食べられるし、なによりも栄養のバランスが良く、修行僧にとってはこれほど持ち運びに楽で、最善の穀物はなかったのではないだろうか。 |
| そばの栄養には・・・ |
| まず、良質のたんぱく質・豊富なビタミン、これは言うまでもない。 |
| 最大の特長は、ルチンとコリンの含有量である。持続常用すると大変健康に良い。 |
| このルチン・コリン、そしてポリフェノールは、そばから摂取するのが良いと言われている。 |
| ポリフェノール・ルチンは動脈硬化・脳溢血の薬効であり、コリンは飲酒家の肝臓病予防に良いと言われている。 |
|
| あまり知られていないところでは・・・ |
| 胃潰瘍の薬効であるパントテン酸ナイアシン、便秘に良い繊維質ヘミセルロース、意外なところでは糖尿病の薬インシュリンもそばに含まれている。 |
| このようにまさに健康食品の代表的な食べ物である。ちなみに胃潰瘍の薬効と紹介したパントテン酸、体内では主として今話題のコエンザイムの成分として存在している。 |
|
| 蕎麦屋の主人には余り太っている人を見たことがない。 |
| ほとんど毎日、一食は蕎麦を食べていることと無関係ではないと思う。 |
| ぜひ、蕎麦を常用食としていただきたい。 |
| また、その他に蕎麦には多くのビタミンB類が含まれているが、そのほとんどが水溶性のため、ゆでたお湯に溶け出してしまう。 |
| よってそば湯はぜひ飲んでいただきたい。血圧の高い方でお薬がわりにそば湯を飲む方もおられます。もちろん蕎麦屋からそば湯をもらってくるのです。 |
| そんなそば湯も蕎麦屋では全部捨ててしまうのですから、もったいない話ではありますが・・・。 |
| それでは今回はこの辺で。 |